白色の腕時計
白文字盤は黒や銀とならんで、定番カラーのひとつです。白は古くから腕時計の文字盤として採用されてきた色です。白色の腕時計のイメージや使い所についてまとめてみました。
清廉潔白
「清廉潔白」という言葉があるように、白には汚れのない、クリーンなイメージがあります。一方で、無味無臭というか、何のイメージも与えないので面白みがないと受け取られることもあるようです。白い腕時計をつけていることで悪い印象を与えることはないでしょう。
いろいろな白
一口に白と言っても、いろいろな種類があります。これは、電球の色に例えるとわかりやすいかもしれません。電球には「昼光色」「昼白色」「電球色」の3種類がラインナップされていることが多いです。昼光色はやや青みがかった白、昼白色は太陽光によるナチュラルな白、電球色はやや黄みの強い白です。腕時計でもほぼこれと同様の分類ができますが、この色の違いはおもったよりも印象に影響がありますので、単純に白というだけで選ばないほうが良いかもしれません。
時刻のみやすさに優れるのが白文字盤の特徴です。白は黒と組み合わせると最もコントラストが高くなります。高所で使う掛時計や時刻の情報が重要な鉄道時計などでも白文字盤に黒い針の組み合わせが多いです。また、無彩色なので、どんな色の針やインダイアルとも相性が良いのも特徴です。
ビジネスに
白文字盤はクリーンなイメージで、なおかつ主張が少ないので、ビジネスパーソンにふさわしい腕時計
ロレックススーパーコピーの筆頭とされることも多いです。スーツに合わせたときも、シャツの袖は白色であるものが多いので、色数が無駄に増えることなくスマートにまとめることができます。
白は変色する
古い腕時計の白文字盤は経年変化によりクリーム色に変色することがあります。近年の塗料は優秀ですので変色の程度は少ないですが、1970年代以前のものでは購入時にどれくらい経年変化しているのかを見極めたほうがよいでしょう。薬品処理などである程度色を戻すこともできますが、アップライトを外すなど手間がかかりますので、あまり現実的なメンテナンスではありません。